人事・労務情報

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効果のある研修とは

 

必要なことは疑うべくもないけれど、その効果が見えにくいのが『研修』の特性です。「どうすれば研修の効果が上がるのか」、これは研修企画をする人にとっては永遠のテーマと言えるかもしれません。

 

私は研修講師の仕事もしていますが、受講生の立場で参加した回数も一般的な人と比べるとかなり多いと思います。その経験上から言うと、「効果のある研修」というのは次の2種類です。

 

①具体的なノウハウ、スキルを学べるもの
②強烈な‘気づき’が得られるもの

 

①の例は、賃金制度や退職金制度の設計に関する研修、②の例は、プレゼンテーション研修などが自分自身の経験としては挙げられます。

 

①はニーズとして顕在化することが多いので研修企画側としてもわかりやすいです。おそらく、多くの人が頭を悩ませるのが、どうやって②の研修を作り上げるかという点だと思います。

 

『強烈な気づき』を得るために最も有効なことは、「シビアなフィードバック」であると、私は考えています。

 

プレゼンテーション研修で自分のVTRを見せられ、他の受講者から歯に衣着せぬ指摘をもらった時の気づきは今でも忘れていません(もっとも、それから自分の説明しているVTRは見るのもイヤになりましたが(笑))し、事業計画策定研修で、作成したプランの甘い部分をズバズバ指摘されたときの屈辱感というのは、今の自分の糧になっていると確信しています。

 

一概に言えることではありませんが、少しでもインパクトの強い「効果のある研修」を行うためには、研修中の個別フィードバックを、必ずしくみとして盛り込むということを考えてみてはいかがでしょうか。